おもてなし体験型観光

備中神楽の里を体験する
吹屋のまちなみを歩く

おもてなし体験型観光

備中高梁の中で、最も人気がある観光スポットは「ベンガラのまち吹屋」です。
ベンガラ色に染まった見事なまちなみが、かつての繁栄をしのばせます。
この「吹屋」を中心に、備中神楽発祥の地であるこの里を肌で感じ、
味わってもらう魅力あふれる観光体験との組み合わせが、オススメです。

備中神楽の里を体験する

成羽町本丁商店街(神楽ロード・神楽舎)
成羽町本丁商店街(神楽ロード・神楽舎)

平成19 年、成羽町本丁商店街を本丁神楽ロードと命名。商店街の両側には陶 器製の神楽オブジェが物語の順番に並び、来訪者を迎えてくれる。本丁神楽 ロードのほぼ中央には、成羽の特産品の他、神楽の面や衣装を常設展示し、 神楽面の制作工程を知ることのできる備中神楽舎がある。来訪者の休憩スペー ス、学習スペースであり、郷土料理などを紹介するイベント広場でもある。

田邊白山荘(神楽面絵付け体験)
田邊白山荘(神楽面絵付け体験)

終戦と同時に、虎三郎(初代)は中電を退社し、ミツ(妻)は成羽小学校を 退職して陶器店を立ち上げ、昭和23 年に登り窯を築き白山荘をとした。成羽 焼きを造る傍ら、神楽をこよなく愛していた虎三郎が神楽舞いを土産にした いと考え、昭和24 年神楽師を招き神楽舞を見、二代目収全の恩師の協力を得 て人形の型を完成させ、神楽人形・面づくりをはじめ今日に至っている。

桃太郎資料館・桃太郎神社
桃太郎資料館・桃太郎神社

岡山伝来の桃太郎に関する資料を蒐集した小久保桃江氏のコレクションを展 示する資料館。収蔵品は江戸期に大名や武士階級に向けて作られた絵巻物か ら明治期に英語で書かれた冊子、木で作られた人形など約3 千点に及ぶ。石 でできた桃太郎の碑や桃太郎神社も併設されている。

ピオーネ狩り・こんにゃく作り(体験)
ピオーネ狩り・こんにゃく作り(体験)

岡山でも有数のブドウの栽培地である備中高梁。標高400mの高地にあるブドウ園ではピオーネやマスカットなど数多くのブドウが栽培され、秋には収穫体験できる。また、この地域は、昔からこんにゃく芋の栽培が盛んで、こんにゃく作り体験が各地で行われている。芋から作るこんにゃくは、味がしみ込みやすく、市販のものとは一味違い、とても美味しい仕上がりになる。

全国川上水と緑のふるさとプラザ(お買い物)
全国川上水と緑のふるさとプラザ(お買い物)

平成11 年にオープンした川上地域の特産品や新鮮野菜の直販施設。建物はな だらかな山をイメージしたアーチ型。木造二階建て。弥高こんにゃくや郷土 野菜を使った料理を自慢とする「お母さんの店、せせらぎ」、地元野菜や山菜、 花などを扱う青空市場、ふるさと物産直売所があり観光情報も提供する。

高梁市成羽美術館
高梁市成羽美術館

昭和28(1953)年に県内初の町立美術館として開館。平成6 年に竣工した三 代目建築物は安藤忠雄氏の設計による。大原美術館の基礎収蔵品を買い付け たことで知られる成羽出身の洋画家・児島虎次郎の作品、児島画伯が蒐集し たエジプト美術品、地元で発掘された植物化石を常設展示する。多目的ホー ルは一般市民にも解放されている。

吹屋のまちなみを歩く

吹屋のまちなみ散策

吹屋のまちなみ
吹屋のまちなみ

標高550m の高原に位置する吹屋は、大同2(807)年 開坑説を持つ鉱山町。宝永4(1707)年に弁柄の精製 が始まり、江戸期までに弁柄問屋が建てた商店街。間 口は京阪神の様式。伝統的建造物群保存地区。重要文 化財・片山邸をはじめとする重厚な住宅が並ぶ。いず れも石州大工が弁柄格子や漆喰壁、石州瓦で建てたも の。

旧片山邸
旧片山邸

胡屋・片山家は吹屋弁柄製造販売業の老舗。明治期には内国勧業博覧会で受 賞するなど弁柄の品質向上にも貢献した。石州瓦を葺く母屋は18 世紀末の建 造。正面の外壁はナメコ壁、開口部には出格子。内部の仕上げにも、弁柄産 業最盛期の繁栄の跡が見られ、弁柄蔵は展示施設として公開されている。重 要文化財。

郷土館
郷土館

旧片山邸の斜向かい。角片山家と呼ばれる。明治7(1874)年、片山本家総 支配人・片山嘉吉が石州の宮大工・島田綱吉を雇い、明治12(1879)年に完 成させた屋敷。間口約9m、奥行き約30m。山持の本家蔵から良質の木材を 選んで建てられた明治期の木造建築の傑作といわれる。外側に栗、縁や敷居 は桜、その他には松の巨材が使われている。

吹屋小学校
吹屋小学校

明治26(1893)年、三菱吉岡銅山本部が坂本に移転。跡地に建てられたのが 吹屋小学校の前身、吹屋尋常高等小学校。明治33(1900)年に東西校舎と家 事専修学校、明治42(1909)年には本館が竣功。本館を設計した江川三郎八 は久世町の遷喬尋常小学校など岡山県内の学校建築多数を手がけた。岡山県 指定重要文化財。

広兼邸

広兼邸

広兼、西江、谷本の3 軒が吹屋弁柄の原料・緑礬の元 締めであった。広兼家二代当主・元治は、享保・文化 年間(1801~1817 年)に小泉銅山の経営と緑礬製造 で蓄財。江戸末期、巨大な石垣や主家、楼門を建造した。 主家の建造は文化7(1810)年といわれる。映画「八 つ墓村」のロケ地となった。高梁市指定重要文化財。

笹畝坑道
笹畝坑道

明治27(1894)年、三菱合資会社が採掘権を得、採銅の近代化に着手した。 坑道にはトロッコレールが敷かれ、大正期まで黄銅鉱や硫化鉄を積み出した。 現在の見学施設は昭和53 年に復元・整備されたもの。明治期から大正期まで の採掘現場が保存され、出口には露頭と製錬所跡もある。近代化産業遺産。

ベンガラ館
ベンガラ館

吹屋弁柄は宝永4(1754)年に発明され、昭和中期まで日本中に出荷された。 弁柄は、吉岡銅山から採掘された磁硫鉄鉱石の表面にできた緑礬から製造さ れたが、その発見には諸説がある。ベンガラ館は、吹屋で最後まで操業し、 昭和49 年に廃業した田村家の弁柄工場を見学施設としたもの。近代化産業遺 産。

ラ・フォーレ吹屋(お買い物)
ラ・フォーレ吹屋(お買い物)

吹屋中学校跡地に、吹屋小学校の外観に似せた宿泊施設。伝建地区の裏手、 静かな環境にある。和洋の客室、大浴場、120 人まで収容できる多目的ホー ルを持つ。厳選した旬の野菜、生鮮な岡山牛など郷土の食材にこだわった和 食には定評がある。最近はB 級グルメにも力を入れている。